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資金繰り表の項目の説明

2013-11-02

資金繰り表の各項目には、どのようなものを入れるのか下記表に示しました。

項 目 説   明
前月より繰越 前月から繰り越した現金預金の残高
現金売上 売上の対価として現金等で受け取った金額
売掛金回収 売掛金を現金等で回収した金額
手形取立・割引 手形取立や手形割引で現金化した金額
その他収入 商売上以外の現金等の収入や、預り金・前受金などの現金等で受け取った金額
経常収入 現金売上~その他収入までの合計
現金仕入 仕入の対価として現金等で支払った金額
買掛金支払 買掛金を現金等で支払った金額
手形決済 手形決済のため現金で支払った金額
人件費支払 給与や法定福利費・福利厚生費などの人件費を現金等で支払った金額
その他支払 人件費以外の経費や、商売上以外の現金等で支払った金額
支払利息 借入金の対価として支払った利息
経常支出 現金仕入~支払利息までの合計
【経常収支】 経常収入 - 経常支出
設備売却収入 固定資産を売却して現金等で得た金額
設備収入 設備売却収入の金額
設備購入 固定資産を購入して現金等で支払った金額
設備支出 設備購入の金額
【設備収支】 設備収入 - 設備支出
借入金(金融機関) 金融機関から融資を受けて現金で得た金額
借入金(その他) 金融機関以外から借り入れて現金等で得た金額
固定預金払出 定期預金等の固定預金を解約して得た現金
財務収入 借入金(金融機関)~固定預金払出までの金額
借入金返済(金融機関) 金融機関からの融資を現金等で返済した金額
借入金返済(その他) 金融機関以外から借りていたお金を現金等で返済した金額
固定預金預入 定期預金等の固定預金に預け入れた金額
財務支出 借入金返済(金融機関)~固定預金預入までの合計
【財務収支】 財務収入 - 財務支出
【収支過不足】 経常収支 + 設備収支 + 財務収支
次月繰越 前月繰越 + 収支過不足

※ 現金等(現金・振込・小切手)

 

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資金繰り表は3つの項目からできています!

2013-10-28

資金繰り表は「経常収支」「設備収支」「財務収支」の3つの項目からできています。

経常収支

経常収支とは、その企業の事業が行われたことにより、どれだけ現金が生み出されるか、もしくはどれだけ現金が消失するのかをあらわすものです。

売掛金の回収が少ない月や買掛金の支払が多い月などは、収入が支出を下回ることにより経常収支はマイナスになります。

しかし、事業を継続するためには年間を通しては経常収支がプラスになるようにしなければなりません。

設備収支

設備収支とは、企業が設備投資を行うことによって資金が流出したり、固定資産の売却によって資金が流入するなど、設備の動きによって生じる資金の収支のことです。

設備投資は、多額の現金が必要となるため設備投資を行う場合は、資金繰り表でシミュレーションすることによって、金融機関からの融資を実行するなど資金繰りの悪化を事前に防ぐことができます。

財務収支

財務収支とは、金融機関等から融資を受けたり毎月返済を行ったり、役員等の個人からお金を融通してもらったりした結果の資金繰りをあらわします。

経常収支が毎月プラスで、設備収支と財務収支がゼロの場合、企業運営上の資金は回ることになります。

しかし、このような中小企業は日本にはほとんどありません。

経常収支がプラスでも、それ以上に借入返済等が多く財務収支がマイナスとなり、現金預金が減少していくという中小企業がほとんどです。

このため、中小企業は新たな融資を受けて現金預金の残高を回復させるというような資金繰りをしている場合が多いのです。

このように、財務収支は経常収支や設備収支と密接な関係があります。

経常収支や設備収支での資金の動きを財務収支で調整します。この調整が企業における財務活動ということになるのです。

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資金繰り表の概要

2013-10-24

資金繰り表を活用する上でいちばん大切なことは、月末の時点での現金預金残高がいくらあるのかということです。

そこがマイナスになっているということは、その月の月末に資金が不足するということですので、マイナスにならないような対策をたてなければなりません。

実績資金繰り表

実績資金繰り表では、過去の資金繰りの実績があらわされます。そこを見ることによって、今までどのような資金繰りを行ってきたのかが把握できます。

例えば、現金が流出していったので金融機関等から融資を受けることによってまかなってきた等のことが実績資金繰り表を作成することで把握することができるのです。

予定資金繰り表

予定資金繰り表では、今後の資金繰りの予定があらわされます。

予定資金繰り表を作成するには、今後の月次での経営計画を立てることが必要となります。

経営計画で売上や売上原価、販売費、一般管理費等の予定が組まれ、その予定から今後の資金繰りを組んでいくことができるのです。これにより、今後の現金預金の月末残高はどのように推移していくか予想することができるのです。

資金繰り表の効果

資金繰り表を作成することで、自社の資金繰りの実態が把握できます。

その結果、経営者は業績アップのための活動に力を入れることができ、業績アップが可能となるのです。

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資金繰り表 サンプル

2013-10-22

下に示した資金繰り表は、資金繰りを上手に管理するために必ず作成したい資料です。

資金繰り表

1月 2月 3月 4月 5月 6月
実績 実績 実績 予定 予定 予定
前月より繰越
現金売上
売掛金回収
手形取立・割引
その他収入
<経常収入>
現金支払
買掛金支払
手形決済
人件費支払
その他支払
支払利息
<経常支出>
【経常収支】
設備売却収入
<設備収入>
設備購入
<設備支出>
【設備収支】
借入金(金融機関)
借入金(その他)
固定預金払出
<財務収入>
借入金返済(金融機関)
借入金返済(その他)
固定預金預入
<財務支出>
【財務収支】
【収支過不足】
次月繰越

 

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資金繰りを意識しましょう!

2013-10-14

お金が会社を動かしているのです!

企業の事業活動は、すべてお金が回転することにより行われています。たとえば建設業では、資材を仕入れ、人を雇ったり下請けに出したりして建造物等をつくります。当然、これらの事業活動すべてにお金が必要となります。

したがって、経営者は資金繰りについて「どうすれば良くなるのか」について真剣に考えなければなりません。そうでないと、会社はどんどん苦しくなっていきます。

経営で大切なことは「利益アップ」と「資金繰り」!

お金を意識した企業経営のためには、経営者は何をすべきでしょうか。

それは、「利益アップ」と「資金繰り」です。

いくら利益が上がっても、資金繰りが悪い場合もあります。損益計算書上では利益が出ていても、手元に現金がないような状態です。

それは、企業会計の売上や費用が「現金主義」でなく「発生主義」で行われており、お金の流れを意識した経営がおろそかになっているからです。

「発生主義」と「現金主義」では計上時期にズレが生じる!

売上の計上時期は、「発生主義」の考え方では売買契約を交わしたときや商品を納入したときなど、「売上の事実が発生したとき」です。実際にお金を受け取ったかどうかは、「発生主義」では関係ありません。

「現金主義」で考えると、実際に売上代金の現金が手に入ったときが売上の計上時期となります。企業会計は「発生主義」で行われるため、売上計上の時期と、現金の実際の動きの時期とはズレが生まれるのです。

したがって、利益が出たといっても、売上代金の回収は遅く、仕入代金や経費などの支払いが先に発生すれば、資金繰りは厳しくなります。たとえ黒字でもこのような場合には「倒産」は起こり得ることです。

つまり企業は「利益を出し、資金もまわる」ことにより、初めて存続できるのです。

「試算表」と「資金繰り表」で対策!

しかし中小企業の経営者は、きちんと資金計画をせずに、そのとき任せの経営をしていることが少なくありません。いわゆるどんぶり勘定です。

倒産の原因は、資金繰りに失敗することです。したがって、日ごろから経営者が財務といっしょに資金繰りについてもしっかりと意識を持ち、「試算表」と「資金繰り表」を毎月作成して、対策を講じることが重要なのです。

 

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